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フリードの維持費は安い?ステップワゴンや軽自動車の費用と徹底比較!

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画像出典:honda.co.jp

ホンダのミニマムワゴン、フリードを選ぶ理由・・・それは「最大7人乗車」「最小サイズ」「価格が手頃」の3点です。

ただ、普段は4人しか乗らないなら軽のNBOXでもいいし、荷物をたくさん積んで長距離ドライブを楽しみたいなら、ステップワゴンを選ぶ人もいるでしょう。

ここでは、維持費の面から「フリードを選ぶべきかどうか」を検証します!

  • フリードの維持費は安いのか??
  • フリードとステップワゴンの費用(車両価格・維持費)の比較
  • フリードと軽自動車(NBOX)の費用(車両価格・維持費)の比較

について徹底考察しています。後悔しないためにもぜひご参考ください。

フリードとステップワゴンを比較!価格帯・維持費を検証

ホンダのミニバンでは、ガソリンモデルとカスタムモデルを揃えている「ステップワゴン」があります。

5ナンバーサイズ前後に全高1.8m超えのステップワゴンとステップワゴンスパーダ(ハイブリッドモデルあり)で、価格帯は271〜364万円。フリードは199〜327万円ですが、実売の価格差は60〜70万円といったところです。

ステップワゴンはフリードより全長で約50cm大きくなり、全高でも10cm以上ハイトになるため、見かけ以上に車格がアップするミニバンで、標準の車両価格は300万円となります。とくに、スパーダの場合はオプションが多く、400万円超となっています。

車両価格だけなら意外に価格差が少ない?フリードとステップワゴン

値引額では、スパーダハイブリッドが50万円程度、スパーダが35万円程度。とくにスパーダハイブリッドは車両価格が336〜364万円となりますが、このクラスはセレナとヴォクシーよりも販売台数が少なく、値引額が大きく推移しています。

フリード(199〜327万円)の対抗馬として考えるなら、ガソリンモデルのステップワゴン(271〜313万円)と比べるのが鉄板です(モデューロXは357〜359万円)。エンジンはフリードと同じ1.5Lで、パワーは150PSですが、車両重量が1.7t前後。

一方のフリードは、パワーは129PSで車両重量は1.4t前後と300kgもの差があります。もちろん登坂で頼りになるトルクの厚みは、ステップワゴンが203Nmで、フリードが153Nm。ただしフリードハイブリッドはモーターのみで160Nmもあり、力強さはフリードでも十分と考えるユーザーがいます。

ステップワゴンとの維持費の比較!

ステップワゴンとフリードを新車購入した場合の維持費はこうなります。(ここではスパーダ、スパーダハイブリッドは除外)

ステップワゴン(1年目〜3年目):合計369,600 円/年

  • 自動車税(年1回):30,500円
  • ガソリン代:130,000円/年・・・ガソリン価格は130円/L、走行距離は年間1万km、燃費は10km/Lで計算
  • 任意保険料(車両保険あり):56,100円/年
  • 駐車場代:120,000円 /年・・・月1万円として計算
  • 諸費用:33,000円/年・・・ホンダディーラーで新車加入のメンテナンスパック「まかせチャオ」(5S、点検と車検までフルコース。東京の場合は3年で約10万円)

フリードガソリン(1年目〜3年目):合計 336,000円/年

  • 自動車税(年1回):30,500円
  • ガソリン代:100,000円/年・・・ガソリン価格は130円/L、走行距離は年間1万km、燃費は13km/Lで計算
  • 任意保険料(車両保険あり):49,000円/年
  • 駐車場代:120,000円 /年・・・月1万円として計算
  • 諸費用:31,100円/年・・・ホンダディーラーで新車加入のメンテナンスパック「まかせチャオ」(5S、点検と車検までフルコース。東京の場合は3年で約9.3万円)

フリードハイブリッド(1年目〜3年目):合計 300,600円/年

  • 自動車税(年1回):初回は9,000円、次回から30,500円
  • ガソリン代:76,500円/年・・・ガソリン価格は130円/L、走行距離は年間1万km、燃費は17km/Lで計算
  • 任意保険料(車両保険あり):49,000円/年
  • 駐車場代:120,000円 /年・・・月1万円として計算
  • 諸費用:31,100円/年・・・ホンダディーラーで新車加入のメンテナンスパック「まかせチャオ」(5S、点検と車検までフルコース。東京の場合は3年で約9.3万円)
新車購入時に支払う「消費税」と「環境性能割」は1度だけ。「重量税」「自賠責保険」は4年目とその後2年毎の車検時に納めます。「自動車税」は毎年支払いますが、購入月ごとで金額が変わり、購入後の5月に1年分の請求があります。

以上でわかる通り、1.5Lガソリンのフリードと同じ1.5Lのステップワゴン の維持費の差は年間33,600円ほど。ひと月では約2,800円です。

フリードハイブリッドとステップワゴン では、維持費の差は年間69,000円ほど。ひと月では約5,800円の差です。

ミドルサイズのステップワゴン とフリードでは、新車購入時から初回の車検までの維持費の差は、3〜7万円ほど。ただ、実際にステップワゴンを購入する場合、数多くのオプション設定があり、どうしても実売価格がアップする傾向があります。

維持費の差よりも車の総支払額が大きく違うことがポイントです。

人気ミニバンのフリードハイブリッド車!気になる自動車税と減税はどれくらい?

フリードと軽自動車(N-BOX)を比較!車両価格・維持費を検証

ホンダ車といえば、日本一売れている軽自動車「N-BOX」が超有名。2020年の暦年(1-12月)は195,984台販売されました。一方のフリードは76283台、比率ではN-BOXの38%の台数です(全乗用車販売台数では第7位)。

大人気、N-BOX。車両価格は実売50〜100万円違う

価格の比較では、N-BOXが142〜202万円。フリードはガソリンモデルが199〜297万円、ハイブリッドが256〜327万円で、乗り出し価格帯は57万円〜114万円の違いがあります。よくN-BOXとフリードを比べてから購入するという話がありますが、価格面では実際には差が大きく、比較対象にはなりません。

車両値引き額もフリード(ガソリン)が25万円、ハイブリッドが15万円ほど、N-BOXが15万円ほどで、実際の購入価格差はあまり変わりません。N-BOXとフリードは、競合させて買うような車ではないのです。

N-BOXとの維持費の比較!

軽自動車のN-BOXとフリードを新車購入した場合の維持費はこうなります。

N-BOX(1年目〜3年目):合計 295,000円/年

  • 自動車税(年1回):10,800円
  • ガソリン代:86,700円/年・・・ガソリン価格は130円/L、走行距離は年間1万km、燃費は15km/Lで計算
  • 任意保険料(車両保険あり):45,000円/年
  • 駐車場代:120,000円 /年・・・月1万円として計算
  • 諸費用:28,000円/年・・・ホンダディーラーで新車加入のメンテナンスパック「まかせチャオ」(5S、点検と車検までフルコース。東京の場合は3年で約8.3万円)

フリードガソリン(1年目〜3年目):合計 336,000円/年

  • 自動車税(年1回):30,500円
  • ガソリン代:100,000円/年・・・ガソリン価格は130円/L、走行距離は年間1万km、燃費は13km/Lで計算
  • 任意保険料(車両保険あり):49,000円/年
  • 駐車場代:120,000円 /年・・・月1万円として計算
  • 諸費用:31,100円/年・・・ホンダディーラーで新車加入のメンテナンスパック「まかせチャオ」(5S、点検と車検までフルコース。東京の場合は3年で約9.3万円)

フリードハイブリッド(1年目〜3年目):合計 300,600円/年

  • 自動車税(年1回):初回は9,000円、次回から30,500円
  • ガソリン代:76,500円/年・・・ガソリン価格は130円/L、走行距離は年間1万km、燃費は17km/Lで計算
  • 任意保険料(車両保険あり):49,000円/年
  • 駐車場代:120,000円 /年・・・月1万円として計算
  • 諸費用:31,100円/年・・・ホンダディーラーで新車加入のメンテナンスパック「まかせチャオ」(5S、点検と車検までフルコース。東京の場合は3年で約9.3万円)
新車購入時に支払う「消費税」と「環境性能割」は1度だけ。「重量税」「自賠責保険」は4年目とその後2年毎の車検時に納めます。「自動車税」は毎年支払いますが、購入月ごとで金額が変わり、購入後の5月に1年分の請求があります。

以上でわかる通り、1.5Lハイブリッドのフリードと660ccのN-BOXの維持費の差は年間5,600円ほど!月では約470円です。

フリードガソリンとN-BOXでは、維持費の差は年間41,000円ほど。月では約3,400円。

このことからわかる通り、軽自動車のN-BOXとフリードハイブリッドでは、維持費の差はわずかしかなく、駐車スペースの広さや車両価格の差(50〜100万円)などが納得できれば、購入後のコストはとてもリーズナブルと言えます。

フリードの維持費は本当に安い?

フリードとフリードハイブリッド、N-BOXの車検前までの維持費を比較すると、とくにハイブリッドのコストが安いことがわかりました。ですが、実際にはガソリン代がもっとかかる・・・といった口コミがあります。それはなぜでしょうか?

フリードハイブリッドは燃費が悪い?実燃費とガソリン車との比較も調査!

 N-BOXとフリード、フリードハイブリッドの大きな違いはなんでしょうか?

それはボディサイズとエンジンサイズ。中古車市場で探すと、軽自動車の走行距離で7万kmと普通乗用車の7万kmでは価格以上の疲労度合いの差があります。年間1万km走って2回車検を通すと7万kmですが、軽自動車では普通車以上に維持費が掛かってくるのが常識で、故障度合いも増えてきます。

また、N-BOXからフリードに乗り換えたオーナーが「軽よりも力があるので、ついついドライブが楽しくなり高速走行が増えた」とコメントするケースがありますが、知らないうちにガソリン代が増えてしまう結果にもなっているのです。

N-BOXは見かけはカッコいいハイトワゴンですが、エンジンとボディのサイズ制限以上の走りや耐久性はありません。やはり長く走るなら、維持費やドライブでの疲労度軽減で断然フリードが「勝ち」となります!

果たしてフリードで十分か?

ミドルサイズのステップワゴン、軽自動車のN-BOXと比較してみると、フリードは狭い駐車場でも便利、高速走行でも安全に使えるオールマイティなミニバンと言えます。

N-BOXからの乗り換えユーザーの多くは、「高速走行での疲労度が減った」「ACCがとても便利」「ウォークスルーが便利」などの点でフリードを推す口コミが見られます。

維持費の面では、タイヤサイズが軽自動車より大きくなることのデメリットはありますが、普段4人程度までの乗車なら、フリードで十分です!

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フリードの人気は、ガソリンとハイブリッドで半々

フリードは「ガソリンモデル」と「ハイブリッドモデル」の2タイプがラインナップ。

エンジンは両方とも1.5Lのガソリンで、外観の違いはフロントグリルの形状(加飾があるハイブリッドとなしのガソリン)、ヘッドライト周りのデザイン(ブルーのラインが入るハイブリッド、無色のガソリン)の他、ハイブリッド表示(オーナメント)の有無があります。

外観は、フリードオーナーでないとガソリンモデルかハイブリッドモデルかの違いがわからないほど。実際の販売比率では、ガソリン車が53%・ハイブリッドが47%となっています。その理由は、ハイブリッドの燃費の良さが挙げられますが、最近では高速走行での振動の少なさをほめる人が増えています。

ガソリンエンジン搭載の小型車は、どうしてもエンジン音とエンジンの振動が車内に響き易い特徴があり、当然振動や音による疲労は避けられません。長距離ドライブが多いユーザーの多くは、ハイブリッドモデルを選んでいるのです。

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失敗!フリードで後悔の声もあり!?

売れているフリードですが、やはり買って後悔!という声もあります。その多くは「オプションのナビゲーション」が圧倒的。例えばルートの条件選びが少なく、スマホの方がよほど便利・・・といったものがあります。

ホンダの弱点は、車よりもインフォテインメントに多く、車両とIT関係の繋がりがまだまだ弱いことが挙げられます。とくに車はライバル車と比較して購入するのが当たり前、「ACCが全速度域かどうか」「ブラインドスポットモニターの有無」「全周囲モニターの有無」では、フリード選びは不利になっています。

走行性能では、パドルシフトやシフトチェンジがない(CVTだから)といったユーザーの勉強不足の面もありますが、ステップワゴンが400万円近い価格でフル装備なのに比べると・・・と比較されているのも事実です。

また、3列目シートは跳ね上げ式なのも評価が低い点。

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走りでは、ハイブリッドがDCT(ダブルクラッチ)で、CVTではないのが特徴。ただ、初速で引っかかるような部分があり、CVTに慣れている人は違和感があります。

まとめ

ホンダフリードは、ホンダ車の中で最小の乗用車ミニバン。維持費ではとくにハイブリッドの燃費の良さからN-BOXを凌ぐ有利さで大人気です。ただ、日々進歩する安全支援システムやインフォテインメント面で他社の車よりも遅れている部分もあります。維持費だけで判断せず、使い勝手をなんども確かめるべきです!

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