ホンダからフリードの新型モデューロXが昨年発表されましたが、半年以上たった今も根強い人気があります。
購入を考えてはいるけど「フリードとの違いは?」「よく分からないなぁ」と言った方のために、評価やクチコミなどをまとめてみました。
気になる内装や価格についてもチェックしたいところ。ぜひこの記事を読んでフリード・モデューロXの購入の参考になれたらと思いますので、是非最後までご覧ください。
フリードのモデューロXの評価やクチコミはどうなの?
人気とはいえ、従来のフリードと変わらないんじゃ?なんて思われていらっしゃる方が多いかと思われます。ただ色々調べを進めていくと、従来のフリードと比較して良い意味で予想を裏切られた結果となりました。以下で良い点と改善してほしい点をまとめてみました。
良い点
- 高速道路上での走行性能が上がった
- 走行時に力がある
- 足回りに安定感があるので、悪路でも走行しやすく車酔いがしにくい
- ハンドル操作がしやすい
- 土屋圭市さんが開発に携わっているので、上記の1~4番の良さが実現できている
走行時におけるレスポンスの良さとハンドリングの良さなど、性能を中心に高評価を挙げられている方が多い印象でした。
また車の大事な3要素の「走る、曲がる、止まる」の走る、曲がるの2要素が絞り込まれて高評価が挙げられていたのは、非常に興味深い結果となりました。
改善してほしい点
- 工具や小物を収納するスペースが少ないので増やして欲しい
- ホイールを、もう1インチ大きくして欲しかった
- 価格がハイブリッドだと300万円近くと高め
ミニバンサイズだと、やはり小物類などの収納スペースは割きにくいのでしょうね。メーカーとしては課題は残しつつも、自分たちで荷物を減らすなどの工夫も考えていきたいところではあります。
ホイールに関しては、新車で買うとホイールのサイズが1インチ小さめだと思うのは私だけではなかったようです。個人的な感想なのですが、ホイールが1インチ小さいこともあり、ホイールからフェンダーまでの隙間が多くて、やや不格好に感じてしまいます。
ただ走行面や安全面の性能の高さから、改善してほしい点を上回る良さがあることは事実なのが、お分かりいただけたかと思います。
フリードとモデューロXの違いは?土屋圭市さんが関わった走行性能が魅力
意外と知られていないのですが、モデューロXの開発アドバイザーには「ドリキン」こと元レーシングドライバーの土屋圭市さんが、2年もの歳月をかけて開発に携わっております。
特に土屋圭市さんが力を入れたのは、空気抵抗を利用した「実効空力デバイス」で走行性能の向上や、ハンドリングでの安定性が向上したことです。大まかに申し上げると、以下の3点が実効空力デバイスを働かせる箇所になります。
- 車のフロントボディーの左右、両横にあるエアロフィン
- フロントバンパーの左右、両下にあるエアロボトムフィン
- フロントバンパー真下にあるエアロスロープ
以上の3箇所を活かして、直進する際の安定性やコーナリングする旋回性能を高めております。
タウンユースとして乗用された車にスポーティーな要素が入り込んだことで、より走りに楽しさや安全性を見出だせる仕様になったことは、旧型のフリードと比較しても非常に大きな違いだと思っております。
動画で走行性能をチェック
以下の動画は土屋圭市さんとレーシングドライバー 兼 評論家の中谷明彦さんが、群馬サイクルスポーツセンターで走りを、徹底的にチェックした動画になります。
お二方とも有名ドライバーということもあって、車のコンディションや仕様のチェックは厳しい評価を出します。
果たしてどのような結果になったのか!
以下の動画からチェックできます。
【ホンダアクセス公式YouTubeチャンネル 土屋圭市がミニバンで群サイ全開走行】
出典:【ムービー】ドリキン土屋圭市が2年掛けて熟成! 中谷明彦を唸らせたFREED Modulo X | 自動車情報・ニュース WEB CARTOP より引用 https://www.webcartop.jp/2020/07/543866/
フリードのモデューロXの内装ってどんな感じ?
走行性能の向上に重きをおいた車種ではあることなどから、旧型のフリードと比較するとインパネ周りやドアノブなど、内装に大きな違いはありません。しかしながら、シートの表面に特殊なスエード生地にしたことで、ドライビング時やコーナー時における身体の滑りを抑制したとのことです。
シートというのは意外と着目されないのですが、摩擦の度合いが多いと身体が滑り、運転時に支障が出て最悪は事故の原因となります。シートから身体の滑りを減らしたことは、内装でも安全の向上を図っていることが分かります。またシートの背面部に「Modulo X」と入ることなどから、旧型とは大きく差別化を図っていることが、うかがえます。
走行性能を上げた、モデューロXの開発チームの「誇り」が刻まれていることを乗り手側にも分かっていただきたい、そんな熱いメッセージが込められていると感じました。
余談ではありますが、土屋圭市さんは開発に携わる際に「どこを改善するんだよ~」と悩んでいたとのことです。改善できることが無いか、探しに探して走行性能や安全性能の高さという自動車における大事な原点を追求していった姿勢の集大成がモデューロXには備わっていることが分かります。
フリード モデューロXのガソリン車とハイブリッドの価格差は?
「性能は分かったけど、価格が高くて心配だなぁ」
確かにガソリンとハイブリッド共に300万円少々と決して安い買い物ではありません。
一生の中でも大きい買い物ですので、よーく検討を重ねて購入したいですよね。ただ車の料金ってちょっと見づらい時があるかと思われます。
そこで以下の4点で条件を絞り込み、見やすく表を作成しました。
購入する際にパッと見で料金が分かれば、一々どれがハイブリッドだっけ・・・なんて事にならなくて済みます。
- オプション無し
- 税込みで値段を表示
- Honda SENSINGを搭載したお値段表示
- 6人乗り同士と7人乗り同士で比較した計算で算出
フリード モデューロX | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 価格差 |
FF/6人乗り | 295万200円 | 325万6000円 | 30万5800円の差 |
FF/7人乗り | 297万2200円 | 327万8000円 | 30万5800円の差 |
6人乗り同士と7人乗り同士で算出すると30万5800円の価格差があります。
ガソリン車にして浮いた30万円分はオプションに充てるなんて選択肢もアリですね。
安全性や走行性能の向上にグンと努めた車種です。一生の買い物では高いかもしれませんが、安全装備が標準で備わっていますので、長く使うものと考えたら非常に安い買い物かと思われます。
フリード モデューロXの評価やクチコミのまとめ
ここまでフリードのクチコミや評価いかがでしたでしょうか?
一気には分からなくとも、ここでおさらいしてモデューロXの良さを再確認しましょう。
良い点
- 高速道路上での走行性能が上がった
- 走行時に力がある
- 足回りに安定感があるので、悪路でも走行しやすく車酔いがしにくい
- ハンドル操作がしやすい
- 土屋圭市さんが開発に携わっているので、上記の1~4番の良さが実現できている
改善してほしい点
- 工具や小物を収納するスペースが少ないので増やして欲しい
- ホイールを、もう1インチ大きくして欲しかった
- 価格がハイブリッドだと300万円近くと高め
以上ホンダのフリード モデューロXの評価やクチコミの記事を終了させていただきます。
ご購入される際の参考に、なれましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。