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フリード、ガソリンとハイブリッドどっちがいい?維持費・税金・加速・・・気になる点を徹底比較!

ハイブリッド
画像出典:honda.co.jp

小型ミニバンで大人気のホンダ フリード。オーソドックスなミニバンらしい外観とスライドドアを開けた時の広大な室内空間のおかげで、アウトドアでも大活躍です。

そんなフリードですが、ガソリン車とハイブリッド車のどっちがいいか悩ましいですよね。

  • 加速
  • 高速での乗り心地
  • 税金
  • 維持費用
  • 価格
  • 環境への負荷

などの面でもかなり違ってきます。ホンダ独自のハイブリッドシステムと1.5Lガソリンエンジンパワー、どちらを選んだらいいのかアドバイスします!

フリードのガソリンvsハイブリッド、パワーがあるのはどっち? 加速の差は・・・

フリードを購入検討する場合、「ガソリンモデル」か「ハイブリッドモデル」どちらにするか悩むケースが圧倒的です。人気グレード「G ホンダセンシング」比較では40万円程度ハイブリッドが高いのですが、エンジンの排気量は同じく1,496ccの直列4気筒。ハイブリッドはプラス22kWのモーターがあるだけなので「パワーで考えれば、ガソリンで十分」と思う人が多いのも事実です。

まず、加速での比較ですが、ハイブリッドとガソリンともそれほどの差はありません。え!ガソリンエンジンの方が直にパワーが出て瞬発力があるのでは?と思うかもしれませんが、理由は「変速機」の仕様にあります。

ガソリンエンジンモデルは129馬力で変速機はCVT。1速から5速へとシフトチェンジするMTやAT車と違い、ギヤ移動の時の「唸り」や「ショック」がなく、スムーズな加速をするのが特徴です。ただ、スムーズな機構な分、立ち上がりにアクセルをドンと踏んでも「ノロノロ」というフィーリングになってしまうのも事実。

一方のハイブリッドモデルは110馬力で変速機はi-DCD。モーター駆動とエンジン駆動のデュアルクラッチ機構を採用しています。クラッチはMT車に必ずある「ギヤを浮かせる、つまりエンジンと連結させない」仕組みですが、これが発進時に介入することがあります。

そのため、立ち上がりで「アクセルを踏んでも、タイムラグがある」と感じてしまうドライバーが多くいるわけです。「ショック」がない分、残念に思うユーザーがあるのも、ハイブリッドの特徴の一つです。

高速での加速は、ガソリンがいい!

ハイブリッドには色々なタイプの車がありますが、フリードの場合はあくまでも「ガソリン」主体で22kWモーターは発進時のEV走行と低速時のみがモーター&エンジン走行。このあたりまではハイブリッドでの走りがガソリンよりいい・・と感じる人もいますが、モーターと電池だけで60kgもの重量がかさみ、ガソリン時だけの加速はしょぼくなります。

ガソリンモデルは、CVTのゆるゆるとした初速から、高速走行でも伸びがよくキビキビと走ることができます。ただ、ハイブリッドの加速は7速のうち「1・3・5・7」速がモーター加速可能という小技があり、これを使いたい人はハイブリッド加速を味わいましょう!

ガソリンとハイブリッドのエンジンの差は?排気量は?

エンジンサイズは、ハイブリッドもガソリンも同じ1.5L。エンジンを少し詳しくご紹介しますと「内径×行程」は73mm×89.4mm。これはエンジンで言うところの「ロングストローク」エンジンで、73mm直径の円筒型のシリンダーが、89.4mm上下します。

上下行程が長いことで、エンジンが一回転する分のパワーが大きくなり、低速重視。ただし、ハイブリッドは同じエンジンでも馬力とトルクが少し控えめで、モーターがアシストする機構。システム統合のパワーでもガソリンの方が有利です。

フリードハイブリッドは燃費が悪い?実燃費とガソリン車との比較も調査!

税金面での比較は?維持費を見てみる

ガソリンモデルとハイブリッドモデルでは、税金面で違いがあります。

フリード購入の際の税金には、以下があります。

  • 「消費税」
  • 「環境性能割=車両本体の0〜3%(ガソリン車はかかる)」
  • 「自動車税」:30,500円(1.5Lのフリード全車適用、購入月で税額変動)
  • 「重量税」:16,800円(ガソリン。ハイブリッドは車種により無税)
  • 「自賠責」:30,170円

ここでの違いは、環境性能割と重量税。環境性能割は、ハイブリッド車が無税になるのに対し、ガソリン車は、概ね車両本体の1%がかかります。(車両本体価格の正確な部分はディーラーで)

重量税は1,500kgまでならば減税ありで、ガソリン車でも25%減税で16,800円の優遇があります。

単純計算では、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの同程度モデルで約3万円の税額差があり、仮に年間1万km走った場合のガソリン代に匹敵します。

つまり、ハイブリッドモデルとガソリンモデルでは、税額の差がガソリン代で相殺されると考えていいでしょう。あとは、40万円ほどの車両価格の差をどうみるか・・・と言うことになります。

なお、車検費用はディーラーでは税額抜きで45,000円ほどを想定しておきます。

維持費で考えたい部分、オイル交換

ガソリンモデルもハイブリッドモデルも、同じエンジン駆動なため、定期的なエンジンオイルの交換が必要です。オイル交換は一回2,000円から4,000円程度。減り具合でも変わりますが、ハイブリッドモデルでは7,000円以上掛かるケースがあります。

ハイブリッドモデルとガソリンモデルモデルは、ガソリンオイル量が3.1ℓ、オイルエレメントも交換する場合は3.3ℓ入ります。交換作業では、オイル量と工賃がかかりますが、オイル代が1ℓ1,000円程度(ディーラーだと1,350円程度)、工賃が600円程度とみると、4,000円程度と計算できます(オイルは必要な分だけを交換するため、3.1ℓ全て入れる訳ではありません)。

なお、ハイブリッドモデルの場合はオイル交換で若干テクニックが必要です。ディーラーなどでは問題ありませんが、自分でオイル交換をするケースでは、車体下部分が樹脂カバーになっていて驚く人がいます。うっかり傷を付けないように作業しなければならないため、ディーラーや専門店に依頼した方がベストです。

新車購入なら、定期点検パックを付けるのもアリ

フリード購入の際、ホンダディーラーから「定期点検パック(まかせチャオ)」を勧められるケースがあります。とくに車検までの3年で半年に一度の車両点検とエンジンオイル交換、一年ごとのオイルフィルター交換と車検付きで93,200円のパック(ホンダカーズ東京中央の場合)が知られています。

地域ディーラーでパック料金は異なりますが、半年ごとに担当ディーラーから点検通知が来ることもあり、安心感が高いサービスです。カー用品店でのサービスもあり、比較する手もあります。

ハイブリッド車の電池交換について

ハイブリッド車とガソリン車の大きな違いは、バッテリーの使用頻度。ハイブリッドとは言っても、エンジンを始動させるにはバッテリー(電池)が必要です。メーカー保証期間は新車登録日から5年間、もしくは走行距離10万kmまでの早い方です。

ハイブリッド車のバッテリー交換は、ディーラーやカー用品店、スタンドなどで依頼しますが、ネット通販でバッテリーだけを購入して自分で交換することも可能です。その際は新車搭載バッテリー形式の「38B19L」と同じものを購入。

もし自分で交換する場合は、バッテリー代(5,000円程度、送料込みもアリ)だけですが、オートバックスなどでは工賃込みで12,500円程度です。ディーラーではバッテリーが8,500円程度で工賃別です。

スマートキーの電池交換は?

スマートキーの電池消耗は、CR2032型のボタン電池を交換することで解決できます。コインなどでキーを開いて交換します。警告ランプが出てすぐに交換しないと忘れてしまいがちです。気をつけましょう。

まとめ

フリードのガソリンモデルとハイブリッドモデル、どちらにしようか迷う場合、燃費やパワーで比較するとわかりやすくなります。ただ、乗って見ないとわからないポイントが「静粛性」と「振動」です。

ガソリン車特有のパワーを取るか、ハイブリッド特有の静かさや揺れの少なさを取るか・・・長距離走行や高速運転が多い人はハイブリッド、アウトドアユース使いや峠越えなどが多いケースはガソリンモデル・・などと比較して選びましょう。

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